レッスン77

オバケ屋敷の中で行き倒れている
活力が無くなってただ死んだようにそこにいる
力が無くなったのではないのだろう
外へ出ることを本当の世界を見ることを
全力で阻止しようとしている力が働いているのかもしれない

ここを出ることを恐れている自分が自分の中に確かにいる
憐れなことだとしても慣れている世界の方が心地良い
天使でも、ただの通行人でもすべて皆、私を脅かしに来たゾンビにしか見えない
オバケ屋敷の中なので何もかもが恐ろしい歪なものに見えてしまっている
そうなのだろうとわかっていてもどうすることもできないでいる

外に行きなさい、そこが当然の居場所なのだからという声も聞こえる
恐れる自分の声と神の声のふたつあり

神の声だけが勝る
様々に自分の声はささやき訴えるとしても
それを圧倒する神の声がただひとつの真実

何もできなくていい 力を振り絞らなくてもいい
ただそれが真実であることだけを確認しよう

ということを度々ゆっくり自分に向けて今日のレッスンをしていこう