聖霊への手紙 2

聖霊

 

先日行ったミーティングでのことです。

参加者の中に精神疾患の女性と、性依存症の男性が来て、彼らの奔放な自分語りに恐怖と辟易を感じました。

狂人の世界をジェットコースターで無理やり連れ回されているように感じ、もうこれ以上耐えられないと思ったので、手を洗いに外へ出ました。彼女の話はきっと長引くだろうと少し時間を稼いで戻ったらもう終わっていて、性依存症の男性が話し始めていました。これこそ席を外せばよかったと思うくらい不快でした。

付き合っている彼女の特徴的な体型や性格のことを事細かく垂れ流し、自分の性癖をにやけた顔で楽しそうに繰り広げ、この場は自分の賛同者ばかりでその内容を不快に思う女性は存在していないかのようでした。実際に初めて部屋に入ってきた瞬間からこの男性は、獲物を弄るようなねっとりとした独特な目つきをしていましたから、実際に女性をそのようなものとしか見られない人間だと思います。

 

 

このような人たちと自分は同類なのかと思うと悲しかったです。

 

このミーティングは3回続けて参加していますが、1時間半の間ずっと参加者が思いのまま長々と吐露するだけで、ジャッジやアドバイスなどは差し挟まない決まりとなっているものの、カリキュラムを踏まえたエピソードやディスカッションなどといった動きのある展開はまるでありません。重苦しく淀んだ空気の中にただ身を置くだけなのが無意味であると感じると同時に、皆でより一層闇の中に入っていくように思えて、深入りしてはいけないのではないかとも思っています。

 

彼らのような人が続いて来たら、私は黙って聞くという決まりを守れそうにないです。やはり性犯罪の被害に遭った者として不快だし恐怖を感じる。

 

だから他のグループも当たってみようと思っています。しかし世の中にはこういう人は必ずいるもので避けて通れないことなので、拒否することを練習するための良い機会として不快であるということを発言してみようかなとも思うのです。

 

でもこんな体育会系のしごきみたいな機会を自分に強いる必要ってあるかな? 

 

そもそもこういったミーティングに参加しようと思った目的は自分をちゃんとケアし、手当を受入れ、被害者の立場から回復して健康に過ごすということが一つ。もう一つは友達を見つけたい。細かく話さなくても通じ合える友達。

 

そうやって考えてみるとHグループは該当しなさそう。回復どころか互いに吐いた毒を喰らって増々病むような感じだし、不思議なことにこのグループの人は誰一人目を見て話さないので友達はできなさそう。Sグループも手応えがないけれど、あと5回は参加して本を貰うことはしよう。

 

あと2~3のグループに参加して決めたい。ここならやっていけそう、この人がいるなら通って来てもいいなと思える出会いがあることを求めます。