2016-07-01から1ヶ月間の記事一覧

自分を偽らない

自身の実感を通じて出る言葉と、ただの噂話や受け売りから出る言葉と、言葉に宿る力がまるで異なることを感じている。他人の権威を借りた賢人であることよりも、自分のままでいる裸の愚者であることを選びたい。私は、わからないことに対して「わからない」…

レッスン77

オバケ屋敷の中で行き倒れている 活力が無くなってただ死んだようにそこにいる 力が無くなったのではないのだろう 外へ出ることを本当の世界を見ることを 全力で阻止しようとしている力が働いているのかもしれない ここを出ることを恐れている自分が自分の中…

このように生きる

背広を着て現代を受け入れながら、本質的にはねかえしていくんだ。制約されるからこそ、内にたぎる、反逆する情熱。それを色、形、言葉、行動として爆発させていくんだよ。— 岡本太郎 (@okamoto_taro_bt) 2016年7月18日

夏の祈り

前祭・山鉾巡行を見てきました。 たくさんの人が写真を撮っていたけれど、私は撮らないと決めました。 プロが撮った良い写真が巷に溢れているのだし、 こうだった、ああだったと見せびらかす相手もいないので。 自分の目で見て、自分が堪能しようと思いまし…

死期にある父

骨と皮だけの状態。自分で飲食も排泄もでない。 肺には水が溜まり、人の手で押し下げてもらわなければ吐き切ることもできない。 あれから3カ月。未だ生きている。 老人専門の病棟。内科、外科の別なく、精神科も一緒。 痴呆、統合失調症やらが混ざっている。…

忘れたフリのできない怨みがあります

絶叫するように祈った 助けてくださいと ここから連れだしてくださいと 声が枯れるほど泣いて頼んだ けれども毎晩毎晩その地獄は執拗に繰り返された 一年、三年、十五年… 何も、ひとつも、変わらなかった やがて少女は確信していく 神に見捨てられている 神…

第三章Ⅴ7,8,9,10

私たちは皆、“'劇団この世” の俳優 私たちはオバケ屋敷の中のオバケ役 目の前に来る素敵な人、なんだコレって人たちすべてはオバケ 自分も大したオバケ でもその扮装でいる時間は決まっていて、やがてはズルッと脱げちゃう タイマーをセットするのは、この私…

レッスン75 光が来ました

最も抵抗のあるレッスンの一つ。 ガイドブックを開いては閉じ、開いては閉じして、数日間逡巡していました。 「神の意思だけがあります」とか、「神の計画だけが上手くいきます」というテーマであれば、 ふむふむ、そうでしょうねと納得することもできたので…

光の扉の前

光の扉を前にして、開かないように渾身の力で押さえているのは、 自分自身だということに気付きました。 成功を夢見ていながら、絶対に報われることなどないと、 固く決意している矛盾に気付きました。 こうしたことがこれまで自分をこのような人生に置いた…

助けてくださる方がいるのだから

遅々として進まない歯科の治療。 私の望む治療が全然結果を出していないことに不安を覚え、 医師の方針を疑いだし、病院の選択をまたしても誤ったとまで思っていた。 先生は患者を捌くのに手一杯で、私はおざなりにされていると感じていた。 今日は治療は置…

矢野顕子ファミリーヒストリー

夕飯を食べつつ、矢野顕子さんのファミリーヒストリーという番組を見る。 数代前は松平容保に使える武士で戊辰戦争の後、青森へ追放される。 極寒の地で逃げ出すものも少なくない中そこに根ざし、 息子に教育の機会を与え、子孫たちはやがてその土地の医者と…

憧れの中にいる幸せ

久しぶりに布団を干す。 涼風がすうっと路地を通り抜ける。 冷たい良い風、、、 日中は暑くなるんだな、、、 眞すぐに伸びる小路を追うと、比叡山の連なり。 静かな街。動じぬ街。 京都って本当に素敵だ。 そして今まさに私はそこに住んでいる。 これを幸せ…

ある反感

バングラディッシュでテロが起こった。 ある人がこう言う。 そこに平和、穏やかさ、信頼、永遠の命があるだけ 何度生まれ変わっても、私はそう思うことはないだろう。 人生で起こること、見ること、聞くこと、全部自分で選びとって、 今の人生がある 虐待、…