どうかわたしを戻らせてください

好き勝手をする息子がいます。
門限を大幅に破り、この寒さの中を傘もささずに出歩いていました。
就寝、起床は勝手放題。食事の時間も無視し、お歳暮に送られてきた菓子を貪ります。  
案の定、今日は具合が悪くなり臥せっています。

私はもうこの息子にレッテルを張りかけています。
心が激しく揺れています。
持って行き場のない突き上げを持て余し、怒りとして何処かへぶつけようとしています。

しかし、私が見ているものは、わたしの責任です。
涙を貯めながら、今日のレッスンに戻ります。


わたしはいつでも守られ、祝福されているのでした。
わたしは誰をもサンシップから外しません。


このように生きたいのです。
どうかわたしを戻らせてください。