受取り、喜びに浸されるように

どうぞ私をお使いくださいと聖霊にお願いする。
何か困っている人が現れて、
手助けする自分を無意識に想定している。

ところが
席を譲っていただいたり、
親切に教えていただいたり、
優しい心遣いをいただいたり、
むしろこちらが頂戴することばかりが頻発する。


聖霊は、私に受け取るよう望まれている。
そんな資格はありませんと頑なに幸せを拒否してきた私に、
受取り、喜びに浸されるようにと。 



慣れない私はぎこちなく手を差し出す
気恥ずかしさと居た堪れなさに胸が潰される
じたばたせずに
そういう私だったんだと見届ける
そして溶けるような幸福に包まれる
そこから相手に感謝を向ける


そういう練習をしている。