どこに行こうと、神はわたしと共にあります

あなたの内の奥深くにある何もかも完璧なものが、
あなたを通して世界へと輝き出る準備を整えています。



目が覚めてあれこれ考え始めぬうちに、布団の中でレッスンを聞く。
途中からすっかり聞いていなかったので、もう一度。
これを3回繰り返すも、あちこち抜け落ちる。
ダメだ。お風呂の中でガイドブックを読むことにしよう。

今朝も寒い曇り空からの始まり。
昼前には雨になりそう。
バスタブにお湯を張る。

憂鬱。
今日のスポーツジムは取りやめたい。咳が出るから、家に引きこもっていようか。
でも今日はお試しレッスンを2つ取っていて、ドタキャンするわけにいかない。
逡巡。
名案が浮かばない。都合の良い言い訳が浮かばない。
考えることにうんざりしてきた。
深呼吸。
予定を取りやめたところで、他に何もすることはない。
家の中でグルグルグルグル考え続ける苦い一日に埋没するのはご免だ。
何もすることがないのだから、せめて決めたことはやろう。
心が決まった。


身体をねじる、曲げる、伸ばす…
息を吐く、吸う、止める…
「繰り返すことによってマジックが起こるようになってきます」とインストラクターの声。
太腿、臀部、背中、足の裏、膝、首、肩、腕、指先…
体の各部分に注意を向けると、部分が全体になっている…
私の内部に体がついてくる…
思考が止まる…
ああそうか。これを繰り返すことによって、ミラクルも起こってくるのかもしれない…



いかに容易ならぬ、痛ましいかたちをとっているようであっても、
問題とはばかげたものなのです。

あなたの内の奥深くにある何もかも完璧なものが、
あなたを通して世界へと輝き出る準備を整えています。
それがすべての悲しみ、痛み、恐れ、喪失は現実だと
信じるがゆえに苦しんでいた心を癒すでしょう。


私が通ってきた惨状がばかげたものだと?
そんなものを現実と信じるから苦しんだと?
猛烈に腹が立つ。
どれほど懇願したことか。
どれほど終わらせて欲しいと祈ったことか。
神などいないと絶望して破れかぶれで生きるしかなかった。

それなのにコースなどと出会ってしまい、
神を拒絶しながらも、これを真実だと確信する自分がいる。
この世の淵から巻き返してくるダイナミクス
それをやってみせる「わたし」が準備をしているのか。

私は「わたし」を邪魔しないようにするといいのかな。
計算したり、落胆したり、悲しんだりに「わたし」を引っ張り回さず、
自分が心地良い、楽しいことに身を運んであげることなのかな。
後のことは任せるしかないんだな。


このように過ごした一日でした。