幸せになれないのは、なりたくないから

ここではないところで暮らしたいと羨望し、
憧れの地へ来たら今度は思ったような住まいではないと落胆し、
独りぼっちでは出掛けづらいと引き籠り、
幼少期のトラウマのせいでやる気が続かないと投げ出し、、、。

いつも何かのせいにしているんだな
それは何故?
逃げているのでは?
何から逃げているの?

幸せから。
私は幸せを受け取ることが本当に怖いんだ。


自分は幸せになどなれないと拒否しておきながら、
幸せにイキイキとやっている人が羨ましくて仕方がない。
それを得られないのは逃げ回っているからだということに気付かぬふりをして、
人のせいにしたいようだ。
自分が被害者であれば、大切に扱われる大義名分が得られるから。
自分が被害者であれば、幸せを受取れない正当な理由を持てるから。


私は幸せを受け取ることが本当に怖いんだ。
これが私が幸せになれない本当の理由。

私がこれまでの半生で傷ついたと思っている言わば“過去”と、
私がこれから受け取る幸せはまったく別ものじゃないのかな。
○○だから受け取れない、などと結び付けようとしなくていいよね。


―祈り―
私は恐れています。
私が受け取るべく私の幸せに預かりたいです。
どうぞ私の手を取ってください。